園の一日

園の一日

園の一日

8:40 登園・衣服の着脱
おはよう!今日も元気いっぱい遊ぼう!着替えが終わるとほとんどの
子どもたちが園庭に向かいます。
9:00 幼児の主体的遊び
園庭でも室内でも子どもたちは主体的に遊び始めます。縄跳び、リレー、サッカー、野球、ドッジボール、ダンス、砂場遊び、昆虫採集、川作り、鬼ごっこ、ブロック、粘土、剣作り、色水、積木、カルタ遊び、パズル、ごっこ遊び、家作り、こま回しなど。
自分で遊びを見つけていかれる
ような環境構成を心がけています。
10:00 朝の集まり
朝のあいさつ、歌を歌う、手遊び、ピアノの音に合わせて行うゲームなど。
本日の出欠席をお名前を呼んで確認します。
10:20 本日の主な活動
カリキュラムに沿って本日のねらいや内容をもとに、子どもにとって望ましいと考えられる活動を行います。子どもたちの遊びの様子を注意深く見ていると、今、子どもたちに何が必要か見えてきます。子どもたちが楽しいと感じられることを活動の柱とします。
11:00 幼児の主体的遊び
朝の遊びを続けたり、クラス単位、時には異年齢のグループで遊びを展開することもあります。子どもたちの活動する様子を見て、主活動を継続して行ったり、発展させていく時もあります。
12:00 昼食
今日の給食は何かな?お当番の子どもたちが給食の準備を担当します。
楽しい雰囲気で昼食。
片付け。歯磨き。
12:50 幼児の主体的遊び
個々の遊びが発展して、グループで遊んだり、ホールで友だちと積木を使って町や乗り物などを作って遊んだり、粘土お絵描きに親しむ子どももいます。室内で絵本を見て静かに過ごす時もあります。衣裳を着てお母さんごっこやお姫さまごっこをして遊ぶ子どももいます。1、2学期は園庭で虫探しに夢中になったり、アゲハの幼虫を見つけてきて飼育する子どもの姿が多く見られます。
13:30 片付け・着替え
きょうも幼稚園でたくさん遊びました。 
使ったものを協力して片つけて、着替えをします。
13:45 帰りの集まり
絵本の読み聞かせ。子どもたちは絵本が大好きです。
今日1日をどのように過ごしたか皆で話し合います。
14:00 降園
今日1日楽しかったね!バス利用のおともだちは、バス乗車までおともだちと楽しく過ごします。

幼児の遊び

ギャラリー
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遊びが育てるもの

砂場遊びや泥んこ遊びで育つもの
山を作りトンネルを掘ります。子どもたちは山を崩さずにトンネルを掘るにはどうしたらよいのか考えます。水を汲んできて砂山に少しかけて固め、またその砂山の上に白砂をかけて山をさらに強固なものにしようとしたり、トンネルの壁をプラスチックのおもちゃで支えようとします。試行錯誤の上、自分たちのトンネルを完成させるのです。

ともだちから砂を掘る道具を借りるにはどうしたらよいか、水を運ぶバケツをどこに取りにいけば手に入るのか、また誰がそれを取りに行くのか考えて遊んでいます。
子どもの生きる力を育てる多くの要素が砂場という遊び場には用意されているんですね。
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こどもの自ら環境とかかわろうとする力
幼稚園入園当初は、期待と不安で一杯の子どもたち。5月を過ぎる頃には幼稚園の生活に慣れ、おともだちと遊ぶ楽しさが味わえるようになってきます。7月の保護者参観日を迎える頃には社会性も増し、子どもたちは個々の発達段階に応じて、実に多くのことを遊びを通して学び、身につけます。子どもたちにとっては、時には遊びがうまくいかない時もありますし、どうやって自分を表現してよいのか分からない時もありますがやがて子どもたちは、能動的に活動し始めます。

自ら取り組むことの面白さを知った子どもたちの表情は生き生きとしています。考え方が前向きなのです。
体験していないことでも、やってみればできるかもしれない、できるだろうという、自分自身に対する信頼が自分の内部で育ってきているのです。自分の足で歩き出す、子どものその一歩を見た時の喜びをどのように表現してよいか分かりません。
夢中で遊びこんでエネルギーと素直さ、それ以上のものがあるでしょうか。

さらに、子どもたちは、ともだちや家族とのかかわり合いを通して人間関係を学んでいきます。自分の存在を認められ、確かな愛情に支えられた子どもは、いつしか自分の足で前に向かって歩き出します。

そのためには、安心して自分を表現できる環境が必要です。就学前の幼児本来の生活が遊びであることを、私たち大人は、もう一度しっかり認識しなくてはならない時代を迎えているように思います。
子どもたちは、いつかは広い世の中に出ていかねばなりません。遊びを通して、人や環境とどのようにかかわっていくかを学んでほしいと願っています。
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子どもの問いに応答する
子どもたちは、クラスで育てている野菜や花々に水をやります。暑い日が続いたとき「きょうはお花が元気がないね。」 と子どもが言います。先生は、「どうしてなのかしらね?」と応答しています。
子どもたちは「どうしてなのだろう。」と考えます。子どもの年齢や状況にもよりますが、とても大切なことだと考えます。
子どもが発することばに耳を傾けて聞こうとすれば、その気持ちは子どもに伝わります。

思ったこと、考えたことをごく自然に言えるような環境があれば、子どもたちは話すことを楽しみ自分の思いを表現するようになるのではないでしょうか。そして、自分で考えることが面白くなると思います。
プランターに植えた花や野菜の水やりひとつでも、子どもとの会話は発展していきます。
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